美咲芸術世界2019

2019年10月5日(土)

10:30~

三休公園民話館

岡山県久米郡美咲町西川上400-11

参加無料

問:美咲芸術世界 TEL 080-1392-5917

※イベント詳細は上記事務局にお問い合わせください。

岡山県美咲町で毎年開催されるちいさな芸術祭「美咲芸術世界」でトークをすることになりました。
数ヶ月前から美咲町では、地元に伝わる民話「あまんじゃくの夢」を絵本にするというプロジェクトがゆるゆるとはじまっていて、ノンフィクション作家の川内有緒さんのご紹介で、その本づくりのお手伝いをしています。
今回は、川内さんとちょっとかわった本を持ち寄りつつ、この町でどんな絵本をつくれるかみんなで考えてみたいと思っています。公開企画会議にして、巻き込み型の本づくりトーク。はたして何がとびだすかぼくにもまったくわかりませんが、本づくりのおもしろさを伝えられる会になれば、と思っています。

「美咲芸術世界」自体は長い会期で、いろいろな展示やパフォーマンス、ワークショップなども行われるようです。


川内有緒 ario kawauchi
ノンフィクション作家 米国の企業やシンクタンク、フランスの国連機関などに勤務し、国際協力分野で12年間働く。2010年からはフリーライターとして評伝、旅行記、エッセイなどを執筆。自分らしく生きること、誕生と死、アートや音楽などの「人生の表現活動」が主なテーマ。著作は『パリでメシを食う。』(幻冬舎)ほか。『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』(幻冬舎)で新田次郎文学賞、『空をゆく巨人』(集英社)で第16回開高健ノンフィクション賞を受賞。現在は子育てをしながら、執筆や旅を続けている。趣味は美術鑑賞とDIY小屋づくり。また2坪のギャラリー「山小屋」(東京)を運営している。

矢萩多聞 tamon yahagi
画家・装丁家 1980年横浜生まれ。9歳から、毎年インド・ネパールを旅する。中学1年生で学校を辞め、ペンによる細密画を描きはじめる。1995年から南インドと日本を半年ごとに往復し暮らし個展を開催。2002年から本づくりにかかわり、これまでに500冊を超える本をてがける。2012年、京都に移住。インド、京都を行き来し、本づくりと画業、ワークショップなど多岐に渡って活動している。著書に『偶然の装丁家』(晶文社)、『たもんのインドだもん』(ミシマ社)、『本の縁側』(春風社)、共著に『タラブックス』(玄光社)、『本を贈る』(三輪舎)などがある。